『さびしんぼう』ガガガSP
（アルバム『ガガガSP登場』より）

　くわしくはよくしらないんですが、パンクとフォークの融合でおなじみガガガSP（スペシャル）のファーストアルバムから、特にフォークな１曲。
　大林宣彦監督の映画『さびしんぼう』がテーマで「街外れのコーヒー屋」の出てくる曲とくれば非常にフォークですが、試聴してみると爆音パンクでびっくりします。

　そういえばこのアルバム収録の『尾崎豊』は文字通り尾崎豊への強烈なヘイトソングで、ああパンクバンドだなあと変に納得するのですが、iTunes Storeのレビュー欄では不評のようです。ジャンルがパンクなら何をしてもいいというものではないでしょうが、なるほどパンク・イズ・デッド。

『Too Many Broken Hearts』Jason Donovan
（アルバム『Ten Good Reasons』より）

　くわしくはよくしらないんですが、80年代ポップスの名曲。

　プロデュースはこの手の楽曲の仕掛け人として有名な、ストック・エイトケン・ウォーターマン。
　この人がプロデュースするとたいていは（当時の）ディスコ調でやたら明るく何の悩みもなさそうな曲になる気がしますが、そういう曲が求められていたという世相もあるのでしょう。

　ちなみにこの曲、それから約10年後の某お笑いタレントの曲がよく似ていることでも知られていますが、こっそりやるにはあまりにも有名な曲なのでパクリとかいうよりはオマージュか、うっかりの部類だろうと私は思います。

『Big Bad Love (Cascada Remix)』Spring Break
（シングル『Big Bad Love』より）

　くわしくはよくしらないんですが、今風のトランス・サウンドで有名なカスケーダ がリミックスをしています。
　曲調までカスケーダそっくりなのは、プロデューサーが同じ人なんでしょうか。

　検索してみたらあちこちでカスケーダの曲だと誤解されていてちょっと気の毒でした。

　実際のアーティストネーム「Spring Break」で検索しても本来の意味の「春休み」のことばかり出てきて要領を得ません。
　画像なんかはびっくりするほど夏ムード。
　春の海では寒くないのか心配になりましたが、どうやら長期休暇を利用して暖かい地域のビーチに繰り出すのが学生の流行なのだそうです。

　けっきょくこの曲の方のSpring Breakの情報は手に入りませんでした。