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2012年7月

2012年7月

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(タイトルはGoogle翻訳による翻訳結果です)

 ご好評いただいているDSiウェア『プチコンmkII』が北米でも近日配信されることが決定いたしました。

http://www.petitcomputer.com/

 ローカライズおよび販売は世界のゲームの架け橋GAMEBRIDGE社。シン●レアZX80やスペ●トラムで(一部に)おなじみのイギリスの会社であり、この文脈においても非常に信頼がおけると言えるでしょう。
 海外版タイトルは『Petit Computer』(発音はおおざっぱにカタカナで書けば「プチコンピューター」らしいですが断言は避けます。以下「海外版」)で、名に「mkII」の字はありませんが実質『プチコンmkII』互換です。海外でのM●80Aが日本ではM●80でなくM●1200だったのとだいたい同じことと言えば言えなくもないかもしれませんが、無理があったでしょうか。

 QRコードも共通の仕様なので、日本と海外のユーザー同士で自作プログラムのやりとりももちろん可能。カナ文字も入っている(Ap●le ][ J-p●usっぽい仕様)ので、言葉の壁さえうまくなんとかすればほぼ特に改造なくお持ちのプログラムを海外ユーザーにプレイしてもらうこともできます。
(※残念ながらTALK文は日本語に準拠しすぎな構造上、海外版では機能がオミットされていますが、発声されないだけでエラーは出ずにスルーされます)

 TinyやBBC、Z80や何KとかもちろんSinclairなどが頭につくBASICを知る海外のテッキー各位や、新たにDSiでBASICにふれるYoung Men(精一杯の英語)のプログラムを見られる日が今から楽しみでなりません。


 ライブコーディングという言葉があります。
 意外とIT用語辞書やインターネット百科事典に載っていないので、ここで自己流かつざっくりと説明してしまえば「主に説明会・勉強会の場で、聴衆やカメラの前でプログラムを組む様子を、生(なま)でお伝えする行為」ということになるでしょうか。少なくともサビの部分でオーディエンスにマイクを向けたりする方のライブではありません。

 そんなライブコーディングを「プログラミング生放送」(共催・CLR/H, Sapporo.cpp)で当社社長がやってまいりました。
 詳しい説明や当日の様子は「窓の杜」様の記事があまりにも詳しく、あらためて私たちが書くことはほとんどないのですが、おなじみDSiウェア『プチコンmkII』を使ったライブコーディングです。
 ライブコーディングといえば聞こえはいいですが、普通は前もってある程度準備をしておくか、ライブ前半できっちり仕様を固めてからコーディングに入るもの。
 しかし今回は「あんまり脳みそを使わない勢いだけのプログラミング作り」と題して、完全にその場の思いつきでのプログラミングという野心的(または野性的)なこころみです。しかも言語はBASIC。そういえば数十年前ならともかく、現代にBASICでライブコーディングというのもわりと斬新かもしれません。

 ですが、この「思いつきの行き当たりばったりで作っちゃう」プログラムこそBASICのだいごみであり、プチコンの楽しさと言えるかもしれません。いや本当に。
 単純で約束ごとが少なく、正直オブジェクト指向とかあんまり関係ないBASICは、そんな野性のようなコーディングを可能とします。プチコンにはプリセット画像や音源が多めに入っているのでなおさらです。
 おまけに音声合成機能は意外とライブ映えするというか、どうでもいい言葉を発声させるだけでも最新技術とくだらない用法のギャップでけっこう笑えるものなので、こういうときプチコンは有利です。なんの有利不利かよくわかりませんが。

 いらないことも書いてあるスライドの原稿や、「キャラが弱音を吐きながら画面をうろうろするプログラム」や、「うるさい合いの手を入れるシーケンサー」などの言葉ではうまく伝わらないプログラムのQRコードはこちらから。


2012年7月

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交信なう