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2008年3月


2008年3月

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 いまさらながらスマイルブームのシンボルマークはこういうやつですが、このマークには「スマイル」はもとより、フチのギザギザで「BOOM!」感を出すとともに、それでいて攻撃的な鋭いギザギザよりもちょっぴりやわらかく、かつモノ作りに携わる者として部品(歯車)のイメージともだぶらせ、あともういろいろ候補は出たけどいいかげん煮詰まってきたからこのさいこれでいいんじゃない、といった意味が込められています。

 ギア(歯車)のイメージといいつつこの形ではうまく歯車がかみ合わなかったりすることから、裏テーマとして「社会の歯車なうえに、社会の歯車としてもいまいちうまくいってない」というネガティブイメージが秘められているという説もありますが、気のせいだと思います。夢でも見たんじゃないですか。


 それは企画会議の最中のこと。
 登場させるキャラクターについてブレインストーミングが続いていました。

 そんな中、社長(おどろくべきことかもしれませんが、こんなわが社にも社長がいます)があるキャラクター案について一言。

「これ、ラピュタのロボットに似てない?」

 名作アニメ映画『天空の城ラピュタ』に登場する「ロボット兵」のことなのは言うまでもありませんが、その発言のとたん猛烈にまきおこるブーイング。だって言うほど似てないんですもの。
 まだ秘密のアイデアなので読者のみなさんにお見せできないのが残念ですが、似てないですよあれは。むしろ似てると言ってしまってはロボット兵に対するブジョクです!

「ラピュタにいたってこういうやつ。腕がこうジャバラになって……」
「腕はジャバラだけど、似てねー!」
「腕がジャバラならなんでもラピュタすか!」
 キレる若者たち。実は若者というほど若くはない社員たち。

「だってラピュタのロボットってこんなんだぞ、見ろ!」
 やおらメモ用紙にスケッチをはじめる社長。キャラクターデザインではならした男です。その画力がいま発揮される!


 タイトルは「(the) clock strikes …(時計が×時を打つ)」の洒落ですが、あとから効いてくるのでいまは許してあげてください。

 スマイルブームの会議室の壁にはこんな時計がかけてありました。

 この時計はスイスの某有名時計メーカーに特注したという設定の、まあおおむね悪乗りの産物ですが、それなりに企業CIの有効活用っぽい気もするのでこれはこれでアリ的な位置にありました。

 「ありました」といちいち過去形で書いているのは、もうそのアリ的な位置にもないし壁にもかかっていないからです。それというのも工作の過程で弱まった固定具が外れて、床に落下したから。

 文字通りクロックがストライク(たたき落とす)されたわけですな! ダハハハハ! と笑っても、いまはもう動かないこの時計。
 せっかくスイスの一流時計メーカーに特注したつもりになっていたのに! せめて在りし日の思い出として写真にとっておきました。



 月曜の朝、ドアを開けると目に飛び込んでくるこんな光景。

 念のため言っておけば、弊社は業務用出入口だからといって決していつもこんなグチャグチャなスリッパの置き方をしているわけではありません。
 では一体これは? まさか泥棒が!? そういえばオフィスの中もこころなしか物の配置が微妙にズレているような……!? ま、まずい! 容疑者を洗え!


 それはすっかりおなじみの取引先の方々との打ち合わせのときのこと。
 デザートに出しましたるはHappyプッチンプリン。魅惑の大増400gです。いくらなんでも打ち合わせの席にHappyプッチンプリンは企業としてどうかという気もしますが、その場の誰もが400gに夢中だった気がするのでたぶんOKです。

 と、例のプッチン棒を折った瞬間、そこには恐るべき光景が! いやおそろしいってことはないんですが、とにかくこの絵ヅラにはタレント(価値)がある! フォトジェニックだ! 金のとれる画像だ!(なまなましい) 撮影班を呼べ! ブログに載せろ!

 というわけで急遽撮影された画像をギャラリー形式でごらんください。

 しかしこれ、いまさら言うことでもないかもしれませんが、お客様の前でなにをしてるんだいったい。


 スマイルブームはまだ新しい会社ですが、設立してはじめてよくわかることというのもあります。
 具体的には「会社設立って意外とお金かかるなオイ!」ということですが。
 あやまちは若さの特権、という言葉もありますがよく考えたらスタッフ全員集めて平均してみたところ、とても若さですまされない年齢。というか会社設立にあたってあやまちは若さの特権とか言い出す時点でどうかと思います。

 そんなわけで堅実な金銭感覚を身につけたスタッフ達。私物で使っていないハードを会社に提供したり、その涙ぐましい努力には全米も涙したという。いまやフォトショップを1本買うのにも躊躇する堅実ぶりです。いやソフトウェア開発会社としてそれはさすがにどうか。

 というわけで画像は、もしギリギリまで追いつめられた時にはヤフオクとかで売って資金にかえようとしている、貴重な限定販売DSLiteピカチュウエディション(私物)。美品なら数万円にはなるらしいですよ! フォトショップも買える!


2008年3月

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交信なう