43 サウンド基本命令
サウンド基本命令
効果音とBGMに関する以下の命令があります。MMLを使った作曲に関する命令は上級者用のページをご覧ください。
BEEP、BGMPLAY、BGMSTOP、BGMCHK()、BGMVOL
43 サウンド基本命令
BEEP
単純な警告音(効果音)の発声
書式 | BEEP [ 波形番号 [,ピッチ [,音量 [,パンポット]]]] | |
---|---|---|
引数 | 波形番号 | 0〜69(省略時は0番) |
ピッチ | -8192で2オクターブ下、0で原音、8192で2オクターブ上 | |
音量 | 0=無音 127=最大 | |
パンポット | 0=左から 64=中央から 127=右から | |
戻り | なし | |
エラー |
●ピッチと音階の計算方法
1オクターブは、4096段階の分解能を持ち、半音分のピッチPは、P=4096/12で求めることができる。この値を使った音程計算は以下のようになる。
<音程変化>
C =P*0
C#=P*1
D =P*2
D#=P*3
E =P*4
F =P*5
F#=P*6
G =P*7
G#=P*8
A =P*9
A#=P*10
B =P*11
43 サウンド基本命令
BGMPLAY
音楽演奏開始(同時に8曲再生可能)
トラック音量を指定する場合は、トラック番号は省略できません。曲番号128以降は作曲した曲を演奏。
書式 | BGMPLAY 曲番号 BGMPLAY トラック番号, 曲番号 [ ,トラック音量 ] | |
---|---|---|
引数 | トラック番号 | 0〜7(省略時0) |
曲番号 | 0〜29, 128〜255 | |
トラック音量 | 0〜127 | |
戻り | なし | |
エラー |
43 サウンド基本命令
BGMSTOP
音楽演奏停止
フェード時間(秒単位)を指定することで、演奏中の曲を少しずつ聞こえなくすることができます。なお、トラック番号を省略した場合は、BEEPによる効果音と全てのトラック演奏が停止します。
書式 | BGMSTOP [ トラック番号 [ ,フェード時間 ]] | |
---|---|---|
引数 | トラック番号 | 0〜7 |
フェード時間 | 終了までの時間(0=即時停止) | |
戻り | なし | |
エラー |
43 サウンド基本命令
BGMCHK()
音楽の演奏状態調査
書式 | 変数=BGMCHK( [ トラック番号 ] ) | |
---|---|---|
引数 | トラック番号 | 0〜7(省略時0) |
戻り | 数値 | FALSE=停止中 TRUE=演奏中 |
エラー |
43 サウンド基本命令
BGMVOL
トラックごとの音量調整
書式 | BGMVOL [ トラック番号, ] 音量 | |
---|---|---|
引数 | トラック番号 | 0〜7(省略時0) |
トラック音量 | 0〜127 | |
戻り | なし | |
エラー |