14 命令・関数に関する規則
命令・関数に関する規則
BASICに搭載されている様々な命令や関数について表記ルールのまとめ。
14 命令・関数に関する規則
命令方針
コンピュータに対する指示を出すコマンドとして統一した書式を優先。
- ◎基本書式
- 命令 [ 引数 ] [, 引数 ] [, 引数 ] ...
14 命令・関数に関する規則
命令の独自書式方針
既存BASICにある命令ごとに変化する書式は引き継がず独自書式を優先。
- ◎既存BASICの書式(視認性を重視)
- LINE( x,y )-( x2,y2 ),color
- ◎独自書式
- GLINE x,y,x2,y2,color
14 命令・関数に関する規則
関数方針
独自書式によって命令は '(' なしで実現させたため、関数は命令直後に必ず '( ' を付ける仕様とした。
- ◎関数
- 変数 = COLGET$( "種類名", 番号 )
14 命令・関数に関する規則
複数の値を取得する命令の方針
関数と命令の中間的位置づけ
複数の情報を取得する関数は、C言語であればポインタ渡しが使えますが、BASICでは、ポインタの概念がないため受け取る情報ごとに関数が必要。本製品では、READの処理系を応用して複数の情報渡しを導入した。
- ◎複数値を取得する命令
- TMREAD( "時間文字列" ) ,H ,M ,S
値を取得する場合、引数が必要なケースが多いため引数渡しも可能。受け取る引数の型や、引数の数が変わるような書式には対応していない。