プチコンmkII









37 SPRITE基本命令

SPRITE基本命令

SPRITEの活動開始や停止などを行う以下の命令があります。

SPPAGE、SPSET、SPCLR、SPHOME

37 SPRITE基本命令

SPPAGE

操作対象SPRITE画面の指定

下画面を選択できますが、下画面は基本的にキーボード用として使われるエリアであり、ユーザー用に用意されたキャラクタを表示させることはできません。あらかじめ用意された簡易の画像表示に利用します。

書式SPPAGE 画面
引数画面0=上画面
1=下画面
戻りなし
エラー

37 SPRITE基本命令

SPSET

SPRITEの定義(活動開始)

指定管理番号のスプライトが活動を開始します。座標は0,0へ初期化されます。SPSETによって活動を開始した後にキャラ番号だけを変更したい場合は、SPCHR命令を利用します。

書式SPSET 管理番号,キャラ番号, パレット番号, 横反転, 縦反転, 優先順位 [ ,幅, 高さ ]
引数管理番号0〜99
SPRITEキャラ番号0〜511
(下画面の場合0〜117)
パレット番号0〜15
横反転
0=OFF1=ON
縦反転
0=OFF1=ON
優先順位
0コンソールの前
1手前のBGの前
22枚のBGの間
3奥のBGの後

SPRITE間の表示優先順位は、管理番号が小さい物が手前に表示されます。

8,16,32,64
(省略時16)
高さ8,16,32,64
(省略時16)
戻りなし
エラー

幅と高さには、8x64、16x64、64x8、64x16の組合せは指定できません。

37 SPRITE基本命令

SPRITEキャラの格納ルール

SPSET命令によるサイズ指定を行った場合、サイズと表示されるキャラ番号の関係は以下のようになります。通常定義されているキャラは16x16単位で登録されているためサイズの異なるキャラを使う場合は、キャラの配置も調整が必要になります。

8x816x832x864x8 (禁止)
8x1616x1632x1664x16 (禁止)
8x3216x3232x3264x32
8x64(禁止)16x64(禁止)32x6464x64

37 SPRITE基本命令

SPCLR

SPRITEの消去(活動禁止にする)

書式SPCLR [ 管理番号 ]
引数管理番号0〜99(省略時すべてのSPRITEを消去)
戻りなし
エラー

37 SPRITE基本命令

SPHOME

SPRITEの表示原点の指定

この命令を省略した場合、表示原点は左上(0,0)になります。

書式SPHOME 管理番号 ,x ,y
引数管理番号0〜99
x0〜63
y0〜63
戻りなし
エラー