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2008年5月

2008年5月

 ラジオの前のボーイズンガールズ、準備は良いか!?
 我が輩が拍手DJ、フレデリック卿である。中世ヨーロッパより汝らの拍手メッセージに応えるべく神秘の降霊術によってWWW上に姿を現したのだ。オーケー、ステイチューン!
 我が輩のキャラ作りについてつっこみ出すときりがないので放っておいてほしいが、当初は〈ちょっとひねったかわいいどうぶつキャラがおたよりを読むコーナー〉という指定だったはずがいつのまにかこうなっていた事は記しておかねばなるまい。おそらく異端主義者の陰謀であろう。

 では記念すべき最初の1枚!


 パソコン雑誌『ログイン』休刊の日、5月24日まであと数日。
 このコーナーでは追悼特集としてログインの特集記事を追ってみようとしたらこれが思っていた以上に濃密で、どうやらとても1回の記事におさまらないどころか3回になりそうな気配なんですが、という話を僕はWeb担当のUさんに切り出したのだった。
「うーん……本編をまだ3回しかやってないのに、番外編が3回続くっていうのもどうかと思うんですけど」
 なんだか『未来放浪ガルディーン』みたいだよね。と、言っても年代的にUさんに通じない。いや聞いてよ、これでも月刊時代にしぼったんだよ。本当なら月刊から月2回刊に移行してしばらくは追いたいぐらいだったのに。
「まあ実際1冊1冊が面白いんですよねえ。長くなるのも分からないではないですけど」
 Uさんは僕が持参した数冊の当時のログインを読みふけっているのだった。僕の作戦が図に当たったようだ。くくくどうだ面白いだろう。どうかね、この特集を2回で終わらせるなど国家的損失というものじゃないかUさん。国家はともかくとしてUさんも首を縦にふり、このログイン特集特集は前・中・後編の3回に分けてお送りすることになったのだった。


 年金や社会保険は何をさしおいてもまず言葉が難しいです。

 自分が加入しているのは「確定給付企業年金」と「企業型確定拠出年金」と「個人型確定拠出年金」のうちどれなのかを調べる必要が出てきて、いろいろ調べたあげく最終的に「そのうちどれにも加入していない」ことがやっとわかりました。

 では今日のシャッフル曲。


 私は探偵である。
 本名は探田偵介48歳、指サックのメーカーにはこだわりがある。気さくに探偵と呼んでほしい。

 今回探偵はあえて社員達に何も告げず、ある時刻をきっかけに突然来訪した。ガサ入れという奴だ。狙うテーマは、

今、何の曲を聴いていた?

 必ずしもヘッドホンをしていた社員だけとは限らず数はいつもより少ないが、不意を襲うことでより正確な情報が得られることだろう。


 本屋で小説を買った時はカバーを付けるかどうか聞いてもらえます。
 同じ本屋でマンガを買うと、カバーを付けるかどうかどころか本を覆ってあるシュリンクをはがすかどうかすら聞いてもらえません。

 なんで?

 そんなこんなで今日のシャッフル曲。


 前回から引き続き、Web担当Uさんと懐かしのログインをパラパラめくりながらの打ち合わせ。
「それにしてもこの時期(1988年前後)のログインは内容濃いですねえ」
 うん、特集記事以外がやたら充実してるんだよね。
「しかもスクープ記事ですらないっていう」
 ログインでは一般記事って言ってたかな? 単発の企画が凄く力入ってるね。現役の探偵さんに推理ゲームを遊んでもらったり、あと「温泉で音声入力」とか。
「今回は今回として、また別の機会に扱ってみたいですね」
 こんな面白い雑誌はほかに宮武外骨の『スコブル』ぐらいしか僕は知らないよ。
「ジョンさんこの間は『ビックリハウス』が最高に面白かったって話してたじゃないですか」
 そ、そうだっけ!? えーと、真面目な話をするとこの時期のログインといえばお笑い記事っていう印象が強いけど、こうして特集の流れを追ってみると実はすごく真剣なんだよね。人気ゲームや続編の後追いじゃなく、まだ誰も注目してない新しい潮流を模索し続けていたっていうのかな。
「新作にフォーカスしてない分、メーカーとしがらみも少なかったのかもしれませんね。あ、このソフトうちの社長が作ったやつだ」
 あははは本当だ。齢がバレるね。これ、今度「あの頃〜」のネタに使えないかなあ。
「権利関係が複雑そうですよね……あとで調べてみます。へえ、この頃に堀井雄二さんもコラム書いてるんですね」
 『虹色ディップスイッチ』ね。あのドラクエの堀井さんがエロゲーとかネットRPGにここまで深く言及してるソースって多分これぐらいしかないよなあ……。
 
 と、いつまでも話は終わらないのですがそんな打ち合わせの席をよそにログインの特集記事特集、1987年の後半からどうぞ。


 DVDのメニュー画面で、たとえば「英語/日本語」を選ぶとアニメーションムービーをはさんでから「英語」「日本語」を選ぶ画面に移る……ということがよくありますが、あのアニメーションが終わるのを待っている数秒間がいらいらします。

 心が狭いんでしょうか。

 なんだかんだで今日のシャッフル曲。


 みなさんは『弥生会計』というソフトをごぞんじでしょうか。
 簡単にいえば会社の会計業務のための帳簿ソフトで、原価償却制や固定資産耐用年数にも社会保険料が所得税確定申告なすぐれものです。

 このように説明がめちゃくちゃになっていることからだいたい察せられるでしょうが、私たちはこの優秀で数多くの会社で使われているというソフトをまったく使いこなせていません。


 とある外国小説を読んでいた時のこと。

 ある女性同士のカップルが重要な役割を果たしますが、どうもその描写がいかにもありがちな類型的で深みがないような気がして、これはいかがなものかと眉をひそめたものです。

 読み終わって巻末の解説を読んではじめて知りましたが、作者は女性で同性のパートナーがいるんだそうです。

 事実は小説より奇なりというお話。

 あれ、逆?

 いや、もうひとまわりしてやっぱり小説より奇?

 それはさておき今日のシャッフル曲。


 私は探偵である。
 本名は探田偵介48歳、夏のボーナスはローン返済にあてるサラリーマン。気さくに探偵と呼んでほしい。

 くせ者ぞろいのスマイルブームの面々に今回聞き込みを行なったのは、彼らなら意外な情報(タネ)を知っているかもしれないとふんだからだ。すなわち、

最近見つけたおすすめの逸品は?

 どんな答が導かれるのか、先の読めないテーマに探偵が聞き出した情報は次の通り。


2008年5月

交信なう