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2008年6月


2008年6月

 札幌市の中心街はおもに地下鉄でいう「大通駅」「さっぽろ駅」を中心にできています。

 オフィスがさっぽろ駅のすぐそばにあると、逆に大通駅周辺には行くことが少なくなってしまいました。

 この間、有名な模型店「セントラルホビー」に久しぶりに寄ってみようとしたら、いつの間にか引っ越しして影も形もなくなっていて驚きました。

 その後ちゃんと場所を調べたら、場所こそ近いけど縁もゆかりもなさそうなファッションビルのテナントになっていたのにはもっとびっくりしましたが。

 ところで今日のシャッフル曲。


 この間の初期「ログイン」誌特集を書いていてふと思ったのは、
ああ、今の子は生まれた時からドラクエがあっていいなあ
 という事だ。
 僕がゲームにさわり始めたころには初代『ドラゴンクエスト』も『ファイナルファンタジー』もなかったし、それを言えばRPGというジャンル自体だってあるような無いような変な状況だったのだ。


 となりでプログラムを組んでるスタッフ(女性)の方から「この値がtrueになるってどういうこと?」という悲鳴が聞こえてきました。
 「私(アタイ)が真実(トゥルー)になる」みたいでなんだかかっこいいですね。

 関係ありませんが今日のシャッフル曲。


 私は探偵である。
 本名は探田偵介48歳、いまだにHDDレコーダーの予約にてこずっている。気さくに探偵と呼んでほしい。

 ある程度ゲームに通じていれば、誰しもゲームで徹夜した経験があるものだ。
 スマイルブームはゲームに関連したソフトウェア企業であると情報にはある。ならば、スタッフ達の事件(何の?)当夜のゲームの記憶を洗ってみるのも手ではないか。それが今回の依頼だった。

初めて徹夜したゲームは?

 私こと探偵は極秘裏にスタッフに接触し、証言を引き出した。あの日(何の?)の深夜、何をしていたか証明できますか?


 近所の古本屋が閉店になりました。

 数年前から画集の品揃えがやけに普通になってきて、海外文庫が激減したあたりでこれは危ないなと思っていたのですが案の定。

 書棚の奥の全集物が充実していて、タイムライフ社の『大西部物語』全10冊ぞろいが信じられない安値で買えたこともあったのですが。

 そんなことよりも今日のシャッフル曲。


 はじめて遊んだファミコンゲームはいとこの家で遊んだ『マリオブラザーズ』。
 はじめて自分の手にしたファミコンゲームはといえば、けっこう遅れて『ドルアーガの塔』。
 はじめて遊んだアーケードゲームは、なにしろあの時代なんでメーカー純正かどうか今となってはわからないが、とにかく「インベーダーゲーム」系のなにか。
 はじめて遊んだパソコンゲームなら、たぶんデモ機で走っていた『ロードランナー』。なにしろ昔のことでひどく記憶があいまいだけど、触る機会があの時あの場所にしかなかったと考えればこの結論に落ち着く。
 はじめて自分のこづかいで買ったパソコンゲームは、いよいよ記憶がはっきりしないがエニックスの『不思議な旅』だったはずだ。
 じゃあはじめて手にしたパソコンゲームは?
 親に買ってもらったとはいえ、自宅ではじめて遊んだゲームソフト。さすがに忘れているはずもないが、困ったことにそのタイトルがわからない。


 前回ちょっと書いたタイムライフ社の『大西部物語』全10巻は、アメリカの『The Old West』シリーズの翻訳版。
 研究史料としてはちょっと古いですが、詳しい内容ながら軽妙な語り口と写真資料の多さですらすら読める傑作歴史読本です。かの有名なスティーヴン・キングの小説『トミー・ノッカーズ』でも小説家の主人公の書斎に登場するとか。

 10冊全部買い揃えて喜んでいたものの、実は原書では全26巻で日本語版はそのうち10巻だけを抜き出して翻訳したものだと知って、なんだかがっかりです。

 がっかりしたところで今日のシャッフル曲。


 もうエンターブレインさん(株)には足を向けて寝られません。

 このサイト内コラム「あの頃8ビット・マシンと」で雑誌『ログイン』休刊を記念した特集を掲載していたのは記憶に新しいが、その休刊号の発売日からライターのブリスター・ジョン氏の様子が徐々におかしくなっていったのである。

もしもし××さん、ジョンですけど。さっぽろ駅で今月のログイン売ってませんでした?
「あれ? 札幌なら雑誌の発売日遅れるから今日はまだ売ってないんじゃないですか?」
まあそうなんだけど、案外ってこともあるかと思って。いや用事はそれだけなんですけどね。じゃあプツ(通話切断)

もしもし××さん、いまどこ? ヨドバシカメラ? じゃあ私の分もログイン買ってきてくださいよ!
「え? 買ってないんですか?」
昨日発売日でしたよね? どこにも無いんですよ!
「単に悪天候とかで遅れてるだけじゃないかなあ……本のコーナー見ても置いてないですよ」
じゃあいいです。あ、やっぱり隣の紀伊國屋も見てきてもらえませんか。私は私でもう少し近所を当たってみますんでプツ(通話切断)

大変ですよ××さん、最終号売れまくってるみたいなんですよ!
「あ、本屋で見ないと思ったら売り切れてたんですね」
××さんも結局買えなかったんですか? ヤフオクですごい高値ついてますよ! 許せん許せんオレが買うはずだったログインをログインをああ私は相場値を見切ってから入札するのに忙しいのでこれでプツ(通話切断)

 なんということだろう、しだいに追いつめられていくジョン氏をこれ以上見ているのはつらい。この物語は事実にもとづくものの、半分ぐらいフィクションです。
 そんな私たち(主にジョン氏)の話をなにげなくしていたら、『あの頃8ビット・マシンと』も読んでおられたというエンターブレインの某社員さんが、なんとログイン最終号を送ってくださるとのこと。いやあコラムも書いてみるものですね。


 ギミック付きモバイルマシンに目がない社長が「出張用にこのマシン買わない?」とパンフレットを持ってくるのは、スマイルブームではよくある光景です。
 おおむね「そんな機能、仕事に関係ないじゃないですか」「そんな解像度じゃ仕事にならないでしょ」「自分の趣味で買おうとしないでください」「たけえよ!」「邪魔」などの理由で却下されるのがいつものパターンなのですが、この日はなにかが違いました。

 そのマシンは日本HPのtx2005 / tx2105

「この回転ギミックとかタッチパネルとか、本当に仕事に必要ですか? よく考えてください」
「でも安いよ? 型落ちで×万円切るんだよ?」
「……! それなら、単なるノートパソコンとしても、まあ……」
 と及第点が出そうになったのですが、このタッチパネルが出てきたあたりから雲行きが変な方向に。

「……ワコム製! という事は、筆圧検知しますか!?」
「言われてみるとちょうど家のモバイルPCも古くなってたんですよね……」
「これ、単純に液晶タブレットとして考えると激安なんじゃない?」
「スペック的にもサブマシンとしては十分過ぎますね……欲しいな」
 なぜかみるみる物欲が刺激される一部のスタッフ2名。
 たしか社用マシンとして買うという話だったのでは? なぜここで自家用に買う方向に盛り上がるの? そこに社長の不用意なひとことが。
「昨日の帰りに寄った時は、残り3台って言ってたけど」
急げ!

 朝から突如ツクモ札幌店にふってわいたような購入ラッシュ。
 会社で1台、私用に2台を買ってふたたび会社に戻ったのでした。
 たぶん店員さんの目には転売目的の怪しい集団に映ったにちがいありません。

 しかし、この散財はそれだけでは終わらなかったのでした……。


 今日は6月19日。
 毎月19日といえば、みなさんご存知ですよね。

 そう、ジュークにちなので「シュークリームの日」です!
 ごぞんじない方も多いかもしれませんが、これは日本記念日協会公認の、全国区的に広められつつある運動です。

 そこでわが社の社長(さいきん登場回数が多め)が気を利かせてお昼帰りのおみやげに買ってきたのがこちらのシュークリーム。

 ところが今日が本当にシュークリームの日だと知らないスタッフは、「19日はシュークリームの日だから買ってきたぞ」と力説する社長に「そういうたわごとはいいですから」的なそっけない対応しかしなかったのでした。「よけいなダジャレさえなければおいしくいただけたのに」とか。

 社長もそうですが、いちばんの被害者はダジャレのツマあつかいされたシュークリームだと思います。


2008年6月

交信なう