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8ビット・マシンが世界のすべてだったあの時代。若者驚愕、中年感涙! 天下御免のオールドゲーマー、ブリスター・ジョン(日本人)による回想録。


あの頃8ビット・マシンと: 2008年6月

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 この間の初期「ログイン」誌特集を書いていてふと思ったのは、
ああ、今の子は生まれた時からドラクエがあっていいなあ
 という事だ。
 僕がゲームにさわり始めたころには初代『ドラゴンクエスト』も『ファイナルファンタジー』もなかったし、それを言えばRPGというジャンル自体だってあるような無いような変な状況だったのだ。


 はじめて遊んだファミコンゲームはいとこの家で遊んだ『マリオブラザーズ』。
 はじめて自分の手にしたファミコンゲームはといえば、けっこう遅れて『ドルアーガの塔』。
 はじめて遊んだアーケードゲームは、なにしろあの時代なんでメーカー純正かどうか今となってはわからないが、とにかく「インベーダーゲーム」系のなにか。
 はじめて遊んだパソコンゲームなら、たぶんデモ機で走っていた『ロードランナー』。なにしろ昔のことでひどく記憶があいまいだけど、触る機会があの時あの場所にしかなかったと考えればこの結論に落ち着く。
 はじめて自分のこづかいで買ったパソコンゲームは、いよいよ記憶がはっきりしないがエニックスの『不思議な旅』だったはずだ。
 じゃあはじめて手にしたパソコンゲームは?
 親に買ってもらったとはいえ、自宅ではじめて遊んだゲームソフト。さすがに忘れているはずもないが、困ったことにそのタイトルがわからない。


あの頃8ビット・マシンと: 2008年6月

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