ニンテンドーDSiウェア『プチコンmkII』は3月14日発売です(露骨な宣伝)。
宣伝はさておき、ここからは『プチコンmkII』ではなく初代『プチコン』の話です。
先だって札幌で行なわれた「ゲームプログラミングコンテスト with プチコン」の結果報告になります。
(実施要領より抜粋)「ゲームプログラミングコンテスト with プチコン」
作品制作:2月17日(金)~27日(月)
審査会・表彰式:3月6日(火)参加費用:無料
定員:15名
審査基準:企画力、技術力、プレゼンテーション力主催:
北海道経済産業局
北海道モバイルコンテンツ推進協議会(HMCC)
北海道にお住まいの、HMCC特別会員(大学・専門学校)の学生さんがプログラム技術はもちろん、企画からプレゼンテーション技術までを競うゲームプログラミングコンテスト。それが「ゲームプログラミングコンテスト with プチコン」。
主催:北海道経済産業局・北海道モバイルコンテンツ推進協議会という私たちにはまぶしすぎるオーガナイズですが、使用機種(言語)はなんとわれらがプチコンです。
写真は2月17日に行なわれた事前説明会の様子ですが、プチコンユーザーとは限らない参加者の皆さんに弊社社長あるいは「プチコンのおじさん」的な人によるプチコン・サンプルプログラムの解説などが行なわれました。
■ 審査会・表彰式
あけて2月27日にはプログラムを回収。10日間という限られた時間で作られた力作の数々は、かくして審査会を経て表彰式とあいなりました。
最優秀賞『Shoot Shooters』
一本道に砲台をうまく配置してやってくる敵を倒す、いわゆるタワーディフェンス型ゲーム。攻撃頻度や効果の違う4種類の砲台は、下画面から「引っぱって放す」パチンコの要領で上画面に飛ばして配置します。DSiのインターフェースやプチコンの機能をひろく使いこなした、制作日数10日とは思えないおそろしい完成度が評価され最優秀賞に。
優秀賞『NAVIGE』
アイデアが秀逸な「道案内」パズルゲーム。スタート地点とゴールを結ぶ何本もの道の中から、最短ルートを探してタッチペンでなぞればクリアです。洗練された画面デザインも高評価でした。
優秀賞『ゾンビー』
サイドビューのようなそうでないようなアクションゲーム。下画面でキャラクターを動かしゾンビを倒すのがメインですが、上画面では主人公視点で向かってくるゾンビが表示されます。さながらテキストで描かれたFPSといった演出がユニークな全5ステージ。
優秀賞『なんとなくステップ』
RPGの戦闘パートをピックアップしたゲーム。次々とあらわれる敵を倒して前に進みます。プチコンで描いたとは思えないキレイなタイトル画面、それにオプション設定まで用意されたていねいなつくりも評価されました。
奨励賞『DEFENSE』
上画面を右から左に飛んでくるミサイルを止めるように、下画面をタッチして壁をつくって防御するゲーム。効果音もうまく使われています。
奨励賞『壁避けゲーム』
タッチパネルの使い方がおもしろい、横スクロールシューティングゲーム。下画面の左側で自機の移動、右側で道をふさぐ壁を解除します。
奨励賞『WARP』
同じ色どうしでつながったワープポイントを移動して、画面右下にあるゴールを目指すパズルゲーム。シンプルですがアイデアがきれいにゲームとしてまとまっています。
審査員特別賞『ガイコツシューティング』
左右に移動するガイコツを狙って弾を撃つゲーム。一見単純ですがトリッキーでクセになるおもしろさがあり、可能性を秘めている素材として特別賞に輝きました。
参加賞
■ おわりに
という力作ぞろいのコンテスト、いかがだったでしょうか。
ご参加、ご協力いただいたみなさまには、この場を借りてお礼を申しあげます。
こんな力作がわずか10日でできる『プチコン』(露骨な宣伝)の後継『プチコンmkII』発売もまぢか(露骨な宣伝)。プログラムを社内で楽しませてもらったいちスタッフとしても、こんなコンテストがまた開催されることを楽しみにしております。