ジャンプの基本

ジャンプの基本

 今回は、ジャンプアクションゲームで使うジャンプの基本パターンを考えてみましょう。
 「ジャンプボタンを押している間は(ジャンプの高さの限界まで)跳び上がり続けるが、ジャンプ中にジャンプボタンを放したら落下し始める」というのが今回のテーマです。

画面クリック:開始
カーソルキー左右:移動
X:ジャンプ


 ジャンプの動作プログラムの「次の動作プログラム」に、〈ジャンプボタンを放した瞬間〉を条件として〈ジャンプを解除する動作〉を設定します。(右図)
 そして、その〈ジャンプを解除する動作プログラム〉の「選択中の動作の詳細」では、「ジャンプ」にチェックを入れます。ここでは「ジャンプ速度」に低い数値を入れるといいでしょう。(右図)

 おわかりでしょうか? 〈ジャンプする動作〉の後に別の〈ジャンプする動作〉を入れると、最初の動作のジャンプ中に後者のジャンプが適応される形になります。
 この例だと、ジャンプボタンを放した時に〈小さくジャンプする動作〉に進むようにしているんですね。
 感覚的には落下のように見える〈ジャンプ解除の動作〉が実質〈小さくジャンプする動作〉だというのはちょっと盲点になるかもしれませんね。

 ちなみに「動作プログラム」は上にあるものほど優先されるので、こういう優先したい動作は上に置くようしたほうがいいでしょう。たとえばプレイヤーなら攻撃されたときの動作や待機、ジャンプなんかがそうですね。

 サンプルのgpdファイルはこちらからダウンロードできます。ジャンプの応用例の研究にも活用してみてください。

利用方法

ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので、各種解凍ソフトをお使いになって解凍してください。
解凍したフォルダ内にある、拡張子が“gpd”のファイルがアクションゲームツクールのプロジェクトデータです。このファイルを、プロジェクトデータを収めているフォルダ(デフォルトでは[マイ ドキュメント](Windows Vistaでは[ドキュメント])→[ACTkoolData])に入れ、アクションゲームツクールの[続きから]で読み込んでご利用ください。
※データのご利用前に、エディターを最新版にアップデートしておいてください。(アップデートプログラムはこちら

サンプルデータに関するご注意

このサンプルデータはスマイルブームが独自に制作したものです。
データについてのお問い合わせは、スマイルブームの担当メールアドレス(下記)宛にお願いいたします。
tkoolsupport@smileboom.com

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