思いついたときが手遅れでないかぎり、当社では社員の誕生日をケーキでお祝いすることに(なぜか)なっています。なんだったら手遅れでも前倒しでもとりあえずケーキを買ういきおいです。
その結果、こういうことも起こります。
いちどに2人の誕生日がかなりないがしろにされている気がしようとも、ケーキへの渇望の前ではささいなことなのです。
ここまでならよくあることなので特別にここに書くほどではありませんが、今回は一大革命というべきパラダイムシフトが起こっています。
ひとめで何のことか分かる方は多くはないでしょう。しかし我々はついに誕生日だからといってホールケーキを買うという呪縛から解き放たれたのです!
ホールケーキ、それはバースデイケーキでおなじみ円柱型のアレであり、世間ではともかく私たちの中では「全員分カットしようとすると必ずなだれが発生するもの」であり、「ナイフを持たされた人のテンションがかなり下がるもの」だったのです。
ホールケーキが大変ならカットケーキを食べればいいのに、とはフランスだかどこやらのことわざですが、私たちもついにこの問題に決着をつけることに成功しました。
たかがこれだけのことのためにここまで文章を割いた記事を書く企業サイトもめずらしいと思います。