「今度は普通に使って恥ずかしくないデザインにしよう」
「その手があったか!」
そんな過激なパラダイムシフトのもと、私たちはスマイルブーム公式グッズを一新することにしたのです。着こなしに悩むデザインにしてしまった前のグッズもだいたい在庫がつきてしまったことですし。
やった! 今度は普通に使ってもなんとかなりそうなやつだ!
このエコバッグは、きたるTGS(東京ゲームショウ)2014会場でもいわゆるプレスキット(チラシとか)を入れる袋としてプレスの皆さまにも配布される予定です。
写真では見えにくいかもしれませんが、フキダシの中に書いてあるのは「The quick brown fox jumps over the lazy dog.」 デザインの世界では「英語を入れるスペースに一時的に置いておくダミー」として使われる文章です。これをもっともらしく書き込むことにより、世界でも類を見ないほど何のメッセージ性もないエコバッグになりました。
さらにTシャツも4パターン×平均3色=12バージョンというユ●ク●ばりの多色展開のニューデザインをご披露いたします。私たちはどうかしていたとしか思えません。
まず1パターン目は、SmileBASICこと『プチコン3号』のコンソール起動画面をデザイン化した、そういう意味では謎のTシャツです。
これが「英語ならなんとなくおしゃれ」というquick brown fox思想にもとづくことは否定しきれませんが、英文に意味がちゃんとある分まだましと言えるのではないでしょうか。バックプリントには「OK RUN」と書いてあり、まるでOK Goを思わせるかもしれませんがこれはSmileBASICからの引用で実行コマンドなのだとは声を大にして行っておこうと思います。
こちらはドット絵を思わせるというか例によってプチコン3号の画像リソースをおくめんもなく使ったものです。シルクスクリーン印刷の都合上あんまり何色も使えないという懐事情と、そこに「むかしスプライトキャラに1色しか使えなかったころの雰囲気が出てむしろいいのでは」と言い放ったあたりが主なおくめんのなさです。
そしてこのプリントでは例のスマイルブームのシンボルが、フックに吊るされている……? いや、それともこれはフックではなくスマイルブームロゴの「S」の字……!? 別にそこはどうだっていいのでは……!!
最後になるこのTシャツは、例のマークが「ワルの魅力」を存分に発揮しています。付け加えるなら、左ハンドルです!
このバージョンは1カラーのみというレア物となっており、入手できた方はラッキーと言えるでしょう。そもそもスタッフTであり配布予定はないのですが。
これらが当然ながらスタッフ全員に行き渡り当然のようになんぼか余った分は、「いずれ役に立つことがあるでしょう」というRPGの村人のセリフみたいな理由により段ボールで保管されています。お楽しみに!(なにが?)
そういえば、この段ボールの中にはまだもう1種類、スマイルブームマークが印刷された、気になる小物が入っていたのですが……。これは一体!?