なんのことかと言えば当社のAndroidアプリ『川のくまさん』があっというまに登録され、今すでに無料で遊べるという事実へのおどろきです。
実はこのアプリ、名古屋工学院専門学校様との共同開発になります。
元はと言えば当社のPetit Developerの導入でできた縁。インターンシップで私たちスマイルブームに学生お二人をお迎えしていたのです。
名古屋から遠く離れた北海道で、スマイルブーム社員の容赦のないダメ出しあたたかいアドバイスと思ったより過ごしやすくない夏が2人の学生に襲いかかりましたがそれにめげずに作り上げたのがこの作品。
もちろん使用ツールはPetit Developer。独自開発のAndroid向け汎用プレイヤーでパッケージした産地直送になります。
石狩川(想像)を泳ぐ
そんな川あり熊ありの『川のくまさん』はGoogle Playで無料配信中です。
TGSでの重大発表といえば、まずは『勇者のくせにこなまいきだ。G』発表でしょうか。
PS Vitaで無料ダウンロード配信される『勇なま』シリーズ最新作ですが、前身である『勇者のくせにこなまいきだ。』同様、われわれスマイルブームの開発ですぞ破壊神さま!
同じくプレイステーション®ブースではプレイアブルデモを経てPS Plus限定配信へと進化した『Miku Miku Hockey』も登場。
既におなじみのPlayStation®Mobile用『勇者のくせにこなまいきだ。』『TOKYO JUNGLE mobile』の2作も出展され、プレイステーション®ブースの一角をスマイルブーム開発ソフトが独占!(※誇大妄想)という景気のいい雰囲気がただよいました。
一方、スマートホンスペシャルエリア・Xperia™ブースでもPlayStation®Mobile用ソフトとして前記『勇者のくせにこなまいきだ。』『TOKYO JUNGLE mobile』が展示。こ、これは当社でTGSを制覇することも夢じゃないのでは……!?(夢)
スマイルブーム・ブームが来る夢を見ながらこのエリアのすぐ裏側に回ると、そこにはまさにスマイルブーム本社の展示があるのでした。
というわけでやって来た自社ブース。いえ厳密には「北海道共同出展ブース」のうちスマイルブームのスペースという位置づけになりますが、だいたいこの画像くらいのスペースです。
意味深に貼られたポスターにある通り、PetitDeveloperの新バージョン『PetitDeveloper2』は2014年発売予定!
注目機能のひとつ「ネイティブプレイヤー出力」の実力は、ひと足お先にAndroidアプリ『川のくまさん』でプレビューしております。
簡単に言えば、Android対応機種ごとの揺れを吸収し、アプリの形にまとめるエクスポーター。もっとぶっちゃけて言えば、生のJavaScriptでは動作のキビしかったハード環境でもかなりの快適速度を実現します。
そしてスマイルブーム名物、何の説明になっているか疑問なノベルティは今回も健在。
これがリーフレットの裏面になりますが、『プチコン3号(仮称)』のこれまで公式に発表されていない新情報としては、飛び出します! ニンテンドー3DSダウンロードソフトと発表された時点で誰もが分かっていたことだとは思いますが、飛び出します! プログラム入力画面でもカーソルが乗っている行が飛び出します!(本当)
他にもプチコン3号のまだ知られざる10大ひみつ(概算)は弊社社長がその場でついぽろっと口にしたりもしていますが、詳しくはあらためて正式に告知させていただきます。
ご来場いただいた皆さま、ニュースチェックに余念のなかった皆さま、関係者各位、ありがとうございました。おつかれさまです!
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これはいったい何かというと、ニトリパブリック様からの呼びかけで生まれた札幌市円山動物園×スマイルブームのコラボ企画。
AR(拡張現実)テクノロジーで、カメラの前に立つとモニタの中ではかぶり物をした姿に変身するというイベント用アプリを開発したのでした。最近ARづいていますね。
画像は去る10月12~14日に開催された「札幌ホンダグループ秋の大感謝祭 “フィット・ザ・ハーベスト”」でのひとコマ。こうして撮った写真はその場で印刷!(プライバシー保護のため画像では顔にはぼかし処理をしています)。そんな関係で画面の端にいかしたHondaフィットが映っていたりするのです。
そしてこのアプリは本日10月16日(水)~19日(土)にサッポロファクトリーで開催される「札幌ECO動物園2013」にも登場します! きみもキリンのかぶり物をしてみないか!(説得力)
今日(10/16)はあいにくの大型で強い台風26号が接近中ですが、札幌ECO動物園2013は屋内アトリウムでの開催です(とはいえもちろん暴風や大雨には十分ご注意ください)。
新潟県は全国1位の米菓生産地で全国の年間生産量の50%を超える程で、まさにせんべいの王国と言えます。」(「よくある質問|新潟せんべい王国」より抜粋) そんな日本国内に位置する独立君主制国家(推測)せんべい王国に行ってまいりました。出張の帰りに。 ※業務外です
そんなわけでオフィスに持ち帰られたおみやげは王国名物の超大判お絵かき手焼きせんべい。もちろん当社シンボルマークを手書きしてきました。
担当社員のコーポレート・アイデンティティの記憶にやや欠けるところがあったため、若干残念さの残る結果となりましたが、だいたい95%ほどは合ってると思います。
12月12日発売の『電撃PlayStation』556号では、『勇なま。』シリーズプロデューサーとしてもおなじみ山本正美さんのコラム「ナナメ上の雲」で開発裏ばなしが掲載されています。
もちろん私たちのエピソードも!
(引用)「このスマイルブームさん、社長の小林貴樹さんという方がまあ面白い方で。来社されるたびに夕張メロンハイチュウを必ずポケットに仕込んでいて、会う人会う人に『はいどうぞ』とハイチュウを配ることで社内でも有名な方だったりします。その正体は、」
その正体とははたして!? そして夕張メロンハイチュウはたしかに先方では入手困難な北海道限定商品ではありますが、社長が主に奇行で有名になっている気がします。
やや不自然なリンクの貼り方だったかもしれませんが、いまリンク先からご覧になったようにPlayStation Vita版オンライン配信ゲーム『Miku Miku Hockey 2.0』が2月13日から一般公開されます。
ミクさんがメインキャラクターです!
あなたの机がゲームステージになるAR(拡張現実)ゲームです!
当社が開発しております!
動画をご覧のとおり天使です。Lat式ミクさんが当社独自開発の3Dエンジン「KMY」で動かれています。さっきから宣伝が露骨すぎる気がします。
ゲームの歴史をたどると、AR技術のテクニカルデモ『AR Hockey』 → ミクさんをフィーチャーし様々なイベントに顔を出した『Miku Miku Hockey』 → 製品版『Miku Miku Hockey 2.0』と、約2年間のブラッシュアップの集大成となりました。(初代『Miku Miku Hockey』初登場時の記事はこちら)
製品版にあたり、1人プレーでミクさんを強化しミクダヨーさんとのCPU対決を観戦する育成機能もプラス(プロに徹するミクダヨーさんはこの場では血で血を洗う抗争を起こしたりはしませんのでご安心ください)。さらにミクさんのコスチュームが増えるコレクション要素、アドホック通信によるユーザー同士の対戦モードも新設されています。
しかも3月末まで特典「雪ミク2014コスチューム」も封入! 当社オフィスから歩いて数分のさっぽろ雪まつりの記憶も新しい、「雪ミク」Ver.衣装をぜひこの機会にVitaでもお楽しみください。
ためしに検索してみたところ、JRを2回乗り継いで10時間の道のりと判明したのですが、能代第一中学校のみなさんはサイコロの旅でもしていたのでしょうか。そういえば水曜日のことでしたし。
当然ですがそういうことではなく、修学旅行に職業体験の日程が組み込まれていて、選択肢のひとつに当社があったというしくみでした。
美の国(公式)から試される大地(公式)へ。あたかもチンギス・ハーンあるいはケンシロウのようなスケールのある旅に出た彼らを待っていたのは血も凍る「ゲームを作る仕事について / プログラム開発体験」という過酷な修行でした(普通)。
パパッとプログラムを入力して、サッと結果が見える環境といえば弊社の人気商品『プチコンmkII』! やったことある人はちょっと手をあげてみよう? あーいなかった? うん大丈夫大丈夫これからやるならその方が新鮮でいいよネ! 3DS版『プチコン3号』ももうすぐ出るよ(宣伝)
という流れるようなムーブで、プログラムコードを打つ感覚、その結果をリアルタイムで確認する楽しみを実践してもらいました。
基本的には事前に用意したテキストをもとに入力してもらったのですが、カンのよく好奇心旺盛な人は「ココを変えればこう変わるのでは……?」と改造したりすかさずエラーも出たり。でもトライアンドエラーOK! こういうのがプログラムの面白さ! 3DS版『プチコン3号』ももうすぐ出るよ(宣伝)
良い修学旅行のお土産になったでしょうか。会社見学の受付はこちらまで。
]]> はげましの拍手を送る | コメント]]> まわりくどい導入からだいたい言いたいことは察していただけたと思いますが、当社が開発しております! iOS・android両対応のいわゆるスマホゲーム。
ひとことで説明すれば「フリック的な文字入力で、指示されたワードを打って敵にダメージを与えろ!」という、タイピングゲームです(ひとことにした結果「ワードを打って敵にダメージを与える」というよく考えるとふしぎな事態が起こっていますが、本当はちゃんとおなじみFFのキャラがおなじみFFのモンスターにおなじみの攻撃をしていますのでご安心ください)。
ひたすら打ち続けて終わりじゃなく、状況に応じた攻撃のやりくりを考える戦略性や、自分のパーティーをカスタマイズする楽しみも豊富な「タイピングRPG」。
スマホの入力にまだなかなか慣れない方から、物理キーボードよりフリックの方が速い域に至った達人まで、ひろく楽しめるゲームになっていますのでお楽しみに! もちろん「ファイナルファンタジー」シリーズファンの方ならニヤリとするあんなことやこんなことも……?
さらなる情報公開を楽しみにお待ちください。
やった! 今度は普通に使ってもなんとかなりそうなやつだ!
このエコバッグは、きたるTGS(東京ゲームショウ)2014会場でもいわゆるプレスキット(チラシとか)を入れる袋としてプレスの皆さまにも配布される予定です。
写真では見えにくいかもしれませんが、フキダシの中に書いてあるのは「The quick brown fox jumps over the lazy dog.」 デザインの世界では「英語を入れるスペースに一時的に置いておくダミー」として使われる文章です。これをもっともらしく書き込むことにより、世界でも類を見ないほど何のメッセージ性もないエコバッグになりました。
さらにTシャツも4パターン×平均3色=12バージョンというユ●ク●ばりの多色展開のニューデザインをご披露いたします。私たちはどうかしていたとしか思えません。
まず1パターン目は、SmileBASICこと『プチコン3号』のコンソール起動画面をデザイン化した、そういう意味では謎のTシャツです。
これが「英語ならなんとなくおしゃれ」というquick brown fox思想にもとづくことは否定しきれませんが、英文に意味がちゃんとある分まだましと言えるのではないでしょうか。バックプリントには「OK RUN」と書いてあり、まるでOK Goを思わせるかもしれませんがこれはSmileBASICからの引用で実行コマンドなのだとは声を大にして行っておこうと思います。
こちらはドット絵を思わせるというか例によってプチコン3号の画像リソースをおくめんもなく使ったものです。シルクスクリーン印刷の都合上あんまり何色も使えないという懐事情と、そこに「むかしスプライトキャラに1色しか使えなかったころの雰囲気が出てむしろいいのでは」と言い放ったあたりが主なおくめんのなさです。
そしてこのプリントでは例のスマイルブームのシンボルが、フックに吊るされている……? いや、それともこれはフックではなくスマイルブームロゴの「S」の字……!? 別にそこはどうだっていいのでは……!!
最後になるこのTシャツは、例のマークが「ワルの魅力」を存分に発揮しています。付け加えるなら、左ハンドルです!
このバージョンは1カラーのみというレア物となっており、入手できた方はラッキーと言えるでしょう。そもそもスタッフTであり配布予定はないのですが。
これらが当然ながらスタッフ全員に行き渡り当然のようになんぼか余った分は、「いずれ役に立つことがあるでしょう」というRPGの村人のセリフみたいな理由により段ボールで保管されています。お楽しみに!(なにが?)
そういえば、この段ボールの中にはまだもう1種類、スマイルブームマークが印刷された、気になる小物が入っていたのですが……。これは一体!?
画像は初めてTGSに触れてそのスケールに呆然とする新入社員です。
この広大な幕張メッセの中でもかなりバーンとしたスペースをもつXperia(ソニーモバイルコミュニケーションズ)ブースでは、「XPERIA×FINAL FANTASY コラボプロジェクト」の展示があり、そこには当社開発の『ファイナルファンタジー ワールドワイドワーズ』の姿が!
一面を埋め尽くす『ワールドワイドワーズ』と一面を埋め尽くすセクシーなコンパニオンさん……! この光景に「こんなに立派になって……」と開発スタッフが目頭を押さえる一幕もあったかもしれません(なかったかもしれません)。
さらにスクウェア・エニックスブースでは21日、この『ワールドワイドワーズ』と『ファイナルファンタジーVII Gバイク』のクリエイタートークイベント(イベント動画)もありましたよ。開発スタッフも滂沱の涙を禁じえなかったかもしれません(えたかもしれません)。
一方、かなりこじんまりとした雰囲気の当社スマイルブームブースですが(画像面積のうち約6分の1が当社ブースとなります)、世界初になる『プチコン3号』試遊もあってかかなりの盛況となりました。毎度ありがとうございます。
ゲームショー名物、プレスキット(チラシとか)も今年は真面目に作ったリーフレット、真面目に作ったUSBメモリデジタルカタログ、真面目に作ったノベルティグッズ(Tシャツ)、それらを入れて持ち運べる真面目に作ったエコバッグと、「真面目」がゲシュタルト崩壊しかねない内容でご好評いただきました。最初からこうするべきだったのでは。
中にはこういったものも忍ばせてありましたが、ノベルティグッズです。
まるで私たちスマイルブームが全部やったかのような高らかさでしたが、『ニンテンドードリーム』編集部・編、株式会社アンビット・発行、株式会社徳間書店・発売、株式会社スマイルブーム・ほほえみ、といった構成です。ドリームチームです。
あらためて自己紹介すると、『プチコン3号 SMILEBASIC』はニンテンドー3DSダウンロードソフト。3DSでBASICプログラムができる! オリジナルゲームも作れる! ダウンロードして遊べる! 1000円!(圧縮紹介文)
そんないっぺんに言われても……という初心者もいちからわかるのがこの公式ガイドブックです。
そしてまた、すでにわかっている / わかり始めている中〜上級者にも便利な記事がつまっているのもこの公式ガイドブックです。
つまりあらゆる皆さんにオススメです。もちろん3DSで『プチコン3号』を買うのと一緒に本を買うのもいいと思いますヨ!
ともかく職場体験。
ゲーム作りとは何か? プログラムとは何ぞや? そんな重要な命題をことばで伝えるのは簡単ではありませんし、かといって「ちょっとそこのリポジトリ1つ前に戻してエラー箇所チェックしたらついでにバグ修正しといて」と中学生にふるのも倫理的にどうかと思われます。
そこで、私たちの知るかぎりそうとう手ごろなプログラム環境を使って、初歩のプログラミングを実習してもらうことにしました。つつみ隠さず言えば、ニンテンドー3DSダウンロードウェア『プチコン3号』のことですが。自社製品です! 宣伝ではありません!
「PRINT 10*10+23↵」って押すと「123」って出るよ。うーん面白いねえ、から始めたときは中学生のハートをつかみそこねたかと思いましたが(順当)、「TALK"おはようございます"↵」で「オハヨウゴザイマス」と3DSがロボっぽくしゃべった時にひと笑いもらえたのでセーフでしょうか。
画面にイチゴの絵を出すプログラムを実際に打ってみて、そこからちょっとずつ拡張してタッチで画面に線を引く、色替えボタンを付けてみる、消しゴム機能……と進む予定でしたが、時間のつごうで実習は消しゴムの手前まで。
なかなか予定のスケジュール通りにはいかないものだ、ということまで伝える職場体験になったようです。予定外にも。
時間との戦いもあるいは仕事の一部と言えるかもしれません。我々も心を鬼にしてタイピングを強いたものです(写真は休憩時間に食べたお菓子類)。
まるで以前の記事からのコピー&ペーストのようですが、良い修学旅行のお土産になったでしょうか。会社見学の受付はこちらまで。
]]> はげましの拍手を送る | コメント]]>『プチコン3号』公式書籍といえばすでに公式ガイドブックがおなじみですが、こちらは日経BP社様発行の完全新作(本の場合もこういう言い方するんでしょうか)。絶妙に「かぶらない」内容なので、公式ガイドブックをお持ちの方にも安心です。
『日経ソフトウエア』誌の連載や特集を再編集。コミックでたとえるなら「単行本」と言ってもいいでしょう。未読の人にも買い逃した人にも必見ですね。もちろん雑誌定期購読中の方にもこれ1冊にプチコン知識が凝縮されているので今が買い時では?(この表現によっておすすめされていない対象がゼロになりました)
おなじみライターは初代プチコン時代にも『プチコン公式活用テクニック』を書かれた松原拓也さん。かれこれ4年以上プチコンに付き合ってきたベテランが、初歩からやりすぎテクニックまで惜しみなく秘伝を開帳します。
気になる中身は公式ページ(公式ムックの公式ページです)でくわしい目次がごらんになれます。
この下のギャラリーからはページもチラっと見れますよ。
たぶん世の中の「学会!」というイメージに近い発表や講演もありますが、やはり全面的に一般公開されているデモ展示など親しみやすいでしょう。参加研究者みなさんの研究成果に実際にふれて体験できるスペースです。
いくつか簡単に(本当にかなり簡単に)紹介してみると……
EC2015についての紹介は以上で、もうこの先はおまけですが私たちも研究発表をしています。
その名も「ゲーミフィケーションを利用した多人数参加型実世界指向インフォーマルコミュニケーション支援システム」と言い、たぶんいま読み飛ばされたと思いますが、ひらたく言いなおすのでご安心ください。
たとえばまさに学会なんかそうですが、おおぜい初対面の人どうしが顔を合わせる場があります。新入学したてのゼミや、パーティーなんかもそうですよね。こういうのはよほど世慣れてないと積極的に話かけづらく気まずいもの。そこでちょっとしたゲーム要素を取り入れて、「おおぜいとつながるほど高ポイント」「連絡先が自然に交換できる」「話題を提供する」といった機能のスマホアプリを作ってみるという実験です。
実際に小樽商科大学の新入生に試してもらった結果は? ぜひ論文(pdfファイル)をごらんください。
さらにデモスペースではもう1ブース、技術デモと天売島の観光促進をかねた(だいたい本当です)『バーチャル天売島』を展示していました。
これはヘッドマウントディスプレイ『Oculus Rift』を使って、全方位3D空間を構築したもの。北海道地図株式会社様、天売島おらが島活性化会議様の協力(本当)によってリアルな天売島の上空を飛行するウトウ(鳥)の視界が楽しめます。
なお、そこはゲーム開発もやっております当社なので、ウトウのヒナとなって時速60kmでエサを運ぶ親鳥をキャッチする(?)ミニゲームも。〈ウトウの子育て〉は有名ですし本当に時速60kmで飛ぶ鳥ですが、たぶんこういうことじゃないと思います。実際にプレイした方々からは、「猛スピードでぶつかってくるのですごい迫力」と評判でした。くり返しますがウトウの子育てはそういうことじゃないはずです。
スマイルブームの発表は以上ですが、ほかにも会場をジャックした体験型ゲーム『Organized Game 2015』の技術協力もさせていただいております。ゲームの模様はこちらの当日のツイッターまとめが詳しいです。
EC2015の3日目には、小学生を対象にしたプログラミングのワークショップもやっているのですが、それについては別の記事で。
事前登録のワク一杯まで参加いただいた会場は大盛況。
全員に目が届かないのでは? という不安もあるかもしれませんが、有能なサポートスタッフ(北海道大学 情報科学研究室のEC2015スタッフのみなさんです)が会場を巡回しているのでご安心ください。
配布されているのは、さすがに限られた時間ではここまでたどり着けないだろう……というところまで書いてあるテキスト。家に帰ってからもワークショップです。
その分、最初につまづかないよう基礎をきっちりレクチャーしています。
「『は』じゃなくて『ば』ってどう打つの?」
「それはここにあるSHIFTキーを押すんだよ。別にいいけどキミそれ『ばか』って打とうとしてはいないかね」
といった具合に(本当)キー入力から、簡単なコマンドで入力→結果のコール&レスポンスが出てくるまで、あと変なことになったらとりあえずこのコマンドを入れればなんとかなるよ!(なかったことになるよ!)という魔法の呪文。そういったことを基礎としておぼえた上で、実際にプログラムを打ち込んでいただきます。
俗に「写経」と言ったりしますが、プログラムの例文(コード)をその通りに入力する作業。おじさん達(※プログラマー)も最初はこういうことから始めたのだよ……とは言いませんでしたが、実際そういうものです。
あたりまえと言えばあたりまえですが、「正しいコードを打ち込むとプログラムが動く」というもの。自分の手で打ち込んだ結果がダイレクトにごほうびになるという体験をしていただきました。
テキストはこちらからダウンロードできます。ニンテンドー3DSと『プチコン3号』をお持ちなら誰でも実践できるので、興味がおありの方はぜひご覧ください。
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