HTML5対応統合開発ツール SmileBoom Petit Developer

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導入事例 名古屋工学院専門学校

荒井智博先生にお話を伺いました

荒井智博(あらい・ともひろ)
担当
メディア学部メディア学科ゲームCG分野
SBPD対象受講生
23名+α

──導入にあたって、多数の選択肢の中からPetit Developerを選んだポイントはどこだったでしょうか

大半のHTML5関連のエディタはHTML+JavaScriptのすべてをテキストで入力することを前提としていて、とっつきの悪さがネックでした。そこでPetit Developerのツール形式のGUI(グラフィカル・ユーザーインターフェース)が決め手になりました。
具体的なポイントとしては、グラフィックやサウンドをドラッグ&ドロップで組み込めること、ステージを容易に追加できること。作業効率がとても良く、楽しみながら構築することができます。
もう一つ魅力的に映ったのは、エラーの箇所を教えてくれるところですね。

──導入して感じたPetit Developerのメリットがあればお聞かせください

ちょっとした基礎学習をしておけば、メディアを問わないゲームなどが作れるので、これからゲームを作りたい人や、作ったゲームを幅広く展開したいと思っている人にはうってつけだと思います。
また、HTML5なので、ほかの言語ほど敷居が高くないこともメリットになりますね。初心者にも、ある程度学習している人にも、入り込みやすいのではないでしょうか。

──学生の皆さんの反応はいかがでしょうか

どのツールでも同じですが、使い始めのころは勝手が分からず少々手こずっていたようです。ですが1日程度で十分にツールのクセを理解できるので、すぐにサクサク開発するようになりました。
作りたいビジョンが明確であれば、ツール独自のAPIもフォローしてくれるので、比較的短い時間で作り上げることができるようです。やはり、エラーの位置を見つけてくれるエディタというのは大きいですね。

──今まで、そしてこれからの授業・ゲーム制作はどんなロードマップを予定されていますか

まずは1本、シンプルでメジャーなルールのゲームをお手本に完成させます。
その後は、PCのインターフェイスを生かしたゲーム、次はスマートフォンのインターフェイス。これをマスターしたところで、操作系のテーマ──筐体を傾けたり、マウスをくるくる回すといった操作──を決めての制作に入っていく予定です。

──授業ではどんな作品が生まれていますか

先に企画を立ててから制作という順序で進めていますが、なかなか企画がユニークですよ。私の認識を超えるシステムやゲームルールを提案してきて、理解できるまで時間がかかることもあります。そのあたりは実に学生らしいところで、楽しみなところでもあります。

──ありがとうございました。最後にPetit Developerへのご要望をどうぞ

ベータバージョンの時からのお付き合いなので、製品版でも当時のプロジェクトが完動するパッチがあればありがたいですが……(笑)
現時点ではまだまだ使い始めですが、今後もっともっと作り込むことで、いろいろな要望が出てくると思います。現場の意見としてフィードバックさせてもらいますので、バージョンアップに期待しています。

名古屋工学院専門学校

2012年 電波学園名古屋工学院専門学校は創立60周年を迎えました。
以来、多岐の分野を設置し、現在では大学1校、短期大学1校、専門学校8校、高等学校1校、日本語学校1校を擁する総合学園となりました。
学園の建学の精神である、「社会から喜ばれる知識と技術を持ち、歓迎される人柄を兼ね備えら人材を育成し、英知をと勤勉な国民性を高め、科学技術、文化の発展に貢献する」を方針に、永年にわたる教育活動を行っており、全国に160,000名を超える卒業生を数えるまでにいたりました。