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イベントレポート

2016年8月12日(金)開催

技術分野専門研修

「情報に関する技術」におけるプログラミングの指導及び題材研究

 2016年8月12日、栃木県総合教育センターにて「技術分野専門研修」が開催されました。
技術・家庭科(技術分野)の学習内容「D 情報に関する技術」の「プログラムによる計測・制御」 において、発展的なプログラミング実践実習を通して指導力の向上を目指す(栃木県総合教育センター公式サイトより引用)、この「技術分野専門研修」には栃木県内の8中学校の技術・家庭科を受け持つ現場の先生が受講されました。

 今回、講師として弊社取締役の徳留が参加。
総合教育センターの糀谷主事により、現在の状況とプログラムの実践教育に必要な事項を一日で体験してもらう今回の研修の説明からスタートしました。最初は必要要件を満たすためのプロセスをフロチャートにしていくことから始まりましたが、次の瞬間から即実践です。

「プログラミング演習」として 3DS LLを各自用意し、『プチコン3号』を起動。プチコン3号の操作説明はそこそこに、早速『キャラ出現』『3D化』『センサー入力』などの問答無用のプログラム写経作業に突入。そのまま全参加者午後のお昼までプログラムを打ち込み、動きを確認しては一喜一憂しながら、とある夏の午前中を過ごしました。

 昼食後も研修は続きます。「目が……」「もう……限界……」などと阿鼻叫喚する参加者を横目に、糀谷主事は「小学校でプログラミング教育を受けた子供が中学に進級してくるんです。それを受け入れて更なる実践的なプログラミング教育を行っていかなければなりません。はい、今度は表示したキャラを動かしてみましょう。」と力説。
参加されている先生たちも、プロです。弱音を吐いて途中リアタイアするような方は一人もいませんでした。VSYNCで同期を取る必要性を理解しながらスプライト表示、モーションセンサー、ジャイロセンサーで自機の制御やテーブルといったところまで一挙に駆け上がります。

 そして、現在の各校の取り組みや、今後の課題などをグループディスカッションするなどして、この研修もいよいよ終了です。 皆さん、翌日開催されたうつのみや花火のように鮮やかな笑顔で、今後のプログラミング教育と本日入力していたプログラムのさらなる発展形としてスコア実装をどうするかなどを語らないがら研修も解散となりました。

 既に、2015年9月より 大阪府立泉尾高等学校 の「パソコン演習」の実習教材として『プチコン3号』が導入されていますが、今後は中学校へのプチコン3号導入も進めています。
2020年のプログラミング教育必修化に向けて、我々スマイルブームは今回のような研修やワークショップを通して子どもたちだけでなく、教える側の教師の方々、学校サイドのサポートとして、講師派遣や機材手配、カリキュラムの共同作成や、素案作り、そもそも開催に向けての相談を受け付けております。全国的に取り組む教育事項かと思いますが、あなたの都道府県ではすでにReadyですか?