最もマイクロなコンピューター
MICROEST COMPUTER
「超高性能のポケットコンピュータ」に挑戦した『プチコン』は、ついに独自プラットフォームとして新たなステージに立ちます。
今度のテーマは「超小型」。そのサイズは縦・横5mm弱で、何の意味があるのかはともかくとして、少なくとも他の追随を許しません。追随する必要があるのかどうかすら疑問です。
驚異の高精細表示
SHAKYO DISPLAY
現在、「ドットが目に見えない」ことが高精細ディスプレイの条件になりつつあります。
プチコンプチの採用したShakyoテクノロジーは、裸眼はおろか電子顕微鏡の拡大にも耐える究極のハイ・レゾリューションを実現しました。
※描画には汎用の毛筆式スタイラスとインク・オプションが必要です
さらにユーザーの目が近眼であれば「なんかボヤッとして見える」アンチエイリアス処理が自動で行なわれます。メガネ率の高い業界標準に合わせた、人に優しい仕様です。
世界最高レベルの計算処理能力
TURINGING MACHINE
これまでプチコンはBASIC言語を扱い、「古いけど新しい」スタイルでオールドファンから初心者まで好評を得てきました。
調子に乗ってプチコンプチではコンピューターの原点に戻り、ON / OFFの無数の組み合わせによってプログラムを行ないます。
2個のプチコンプチを並べ、左に置いたそれを裏返したり印をつけたりしてみましょう。この2個の組み合わせが「01」を示し、逆にすれば「10」を示すのは明らかです。こうした組み合わせによって理論上無限に近い計算処理が可能なのがおわかりでしょう。
これはすべてのコンピュータの動作原理と同じであり、誰でも思いつく無数の問題に目をつぶりさえすれば、プチコンプチがビッグデータすら自在に管理しうると認めることもやぶさかではないはずです。
自然で自由なサウンド性能
SUPER SAMPLING
プチコンプチを手近な容器に入れてみましょう。ジャムセッションの始まりです。
容器を震わせることで奏でられる軽やかなノイズサウンドは、音楽という意味でも体力的な意味でも大型のPCでは決して得られなかった体験となるでしょう。
プチコンプチを複数台投入することによって並行処理が行なわれ、「波の音」や「マラカス」などの音色もエミュレート可能。従来のPCならスクラップ工場などの高級スタジオでしか不可能だった技術が、文字どおりあなたの手の中に入ります。
NOW ON SALE, AND FREE!
ロハ
発表のその日から販売、それもいいでしょう。ですがプチコンプチは、あなたがこれを読むはるか以前からすでに入手可能なのです!
ここまでの説明に出てきたプチコンプチの画像が、写真によって違うことにお気づきでしょうか。プチコンプチはユビキタス思想にのっとったつもりになり、あらゆる場所に存在します(具体的には米袋の中や金物屋、100円ショップなど)。
まさに新世代のオープンPCと言っていいでしょうが、われわれがそう言ったということを決してオープン思想に詳しい人に告げ口しないでください。