8 プチコン基本仕様(1/2)

プチコン仕様

プチコンの基本的な仕様一覧です。

8 プチコン基本仕様(1/2)

基本要素

文字マルチバイト文字で管理
文字種類数字、英数字、カナ、記号
数の表現32ビット固定小数(四捨五入)
4096を1.0として扱う。
整数部は、±524287の範囲。
範囲外の数値は扱えません。
16進表記&H
2進表記&B
変数英字で始まる8文字以内まで、ただし _ は受け付ける。文字列型の変数は、名前の最後に$をつける。
(例) ANS=75:C$="TEXT"
配列要素数の合計は32768個、2次元配列まで対応。括弧は () 又は []。添字は0から始まる。
(例) DIM NO(10)の範囲は、 NO(0)〜NO(9)まで。
複数命令可能( : コロンで区切る)
サブルーチンとネスト制限無し、FOR〜NEXT も同様(メモリーの範囲内)

8 プチコン基本仕様(1/2)

編集機能

テキスト用のメモリーは約52万文字程度の文字を扱うことができます。これ以上の文字を入力した場合は、最大行数(行内の最大文字数)以内でも登録できなくなります。

エディタ「編集モード」に搭載される行単位のテキストエディタ。ENTERキーの入力で自動的に行番号が挿入される。テキストの折り返しは行わない。
行の範囲1〜9999(1行の文字数が多い時、最大行数まで使えない)
行番号の扱いテキストエディタの行の番号として扱う。改行で自動的に増加し、GOTOやGOSUBなどの命令は、行番号指定はできない仕様となっている。分岐命令については、行番号ではなく「@ラベル名」を利用する。
1行の文字数1行100文字まで、画面に表示できない範囲は横方向へのスクロールで確認。(テキスト用のメモリーが不足すると1行内の文字数に満たない状態でも入力できなくなります)

8 プチコン基本仕様(1/2)

表示関係

ユーザーSPRITEは、ユーザー用BG面に対して優先順位設定可能。



上画面
表示階層

  コンソール画面
   ユーザー用BG面(前)
    ユーザー用SPRITE面
     ユーザー用BG面(奥)
      グラフィック面
       バックドロップ面


下画面
表示階層

  キーボードおよびパネル
   ユーザー用BG面(前)
    ユーザー用SPRITE面
     ユーザー用BG面(奥)
      グラフィック面
       バックドロップ面
グラフィック解像度256x192ドット
コンソール文字数32文字x24行(最終行で改行すると1行スクロールする)
アニメ機能SPRITE命令による簡易アニメ再生

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入力装置

キーボードソフトウェアキーボード
(英字、カナ、記号)
ハードウェアボタン利用可能(セレクトボタンはESCキーとして利用、Lボタンとスタートボタンは実行時のみ開放)
タッチパネルシステム変数 TCHST、TCHX、TCHY で利用可能

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算術演算子

+加算(A+B)
-減算(A-B)
*乗算(A*B)
/除算(A/B)※0除算はエラー
剰余(A%B)※0除算はエラー

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比較演算子

左辺が右辺より大きい(A>B)
左辺が右辺より小さい(A<B)
>=左辺が右辺より大きいか等しい(A>=B)※=>は禁止
<=左辺が右辺より小さいか等しい(A<=B)※=<は禁止
==両辺が等しい(A==B)
!=両辺が等しくない(A!=B)

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ビット演算子

AND論理積(A AND B)
OR論理和(A OR B)
XOR排他的論理和(A XOR B)
NOT否定(NOT A)