スマイルブーム自家製プログラム特集 PART3 →PART4

やたらまどろっこしいチャット by スマイルブーム

再生

 DSiを2台使った、世にもまどろっこしいチャットプログラムを紹介するぞ。
 まず双方のDSiでこのプログラムを起動しよう。一方はAボタン(送信から)、一方はBボタン(受信から)を押して、モードを決定する。
 送信側のユーザーは、キーボードからメッセージを入力して送信する。このときMEM:TMPファイルに書き込むかどうか聞かれるので、問題なければ了承して、送信相手を選択しよう(受信側ユーザーもこの間に受信状態まで進めておこう)。
 これでお互いに通信の了承がとれれば、メッセージが受け渡され、上画面に相手からのメッセージが表示される。この後は交互に送信側と受信側が入れ替わっていくぞ。
 タイトルにある通りやたらまどろっこしいけど、そういうものだと思って今日も生きよう!


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ワンパク
ムググ……。ギギギ……。

博士
ふう、ワンパク君の気を落ち着けるためにも、ここらでショートプログラムで小休止しようかの。インテリ君、説明をたのむぞい。

インテリ
複数のプチコン間でデータをやりとりする、最小限のサンプルですね。
MEM:TMPファイルにメッセージデータをいったん格納して、相手のDSiにMEM:TMPを送信することでメッセージが相手に届くというつくりです。

神崎
送信モードと受信モードに分かれていて、交互に入れ替わる仕組みだから、リアルタイムチャットとしては苦しいかな。

ワンパク
テメーら、問題から目をそらしてんじゃねェー! いちいちまどろっこしすぎじゃねえか、ファック! 一発でサイレントにデータごと送れや!

博士
こればっかりは……。ワシのチカラではどうにもならんかったんじゃああああ。

インテリ
下画面がダイアログに取られるのはしかたないとして、こういう事を実際にプチコンでやろうとするなら、もっと積極的にユーザーをナビゲートする仕組みが必要になるだろうね。どうすれば分かりやすくなるか、みんなも考えてみよう!

プログラムリスト

  1. ’┌─────────────────────┐
  2. ’│ヤタラマト゛ロッコシイ チャット v1.0│
  3. ’└─────────────────────┘
  4. VISIBLE 1,1,0,0,0,0
  5. COLOR 0:CLS
  6. PRINT”А=ソウシンカラ ハシ゛メル”
  7. PRINT”Б=シ゛ュシンカラ”
  8. @CHKLOOP
  9. B=BUTTON()
  10. IF B==0 GOTO @CHKLOOP
  11. IF B==16 GOTO @SENDTOP
  12. GOTO @RECVTOP
  13. ’---
  14. @SENDTOP
  15. COLOR 0
  16. INPUT”メッセ-シ゛ヲ ニュウリョクシテクタ゛サイ”;K$
  17. MEM$=K$
  18. SAVE ”MEM:TMP”
  19. SENDFILE”MEM:TMP”
  20. @RECVTOP
  21. COLOR 13
  22. RECVFILE”MEM:TMP
  23. LOAD”MEM:TMP”,FALSE
  24. PRINT ”Ж:”;MEM$
  25. GOTO @SENDTOP