スマイルブーム自家製プログラム特集 PART4 →PART5

迷路作成 by スマイルブーム

再生

　このプログラムは至ってシンプル。１画面サイズの迷路を作るだけのプログラムなのだ。
　つまり、迷路を生成する仕組み（アルゴリズム）を紹介する、サンプルプログラムというわけだね。
　どのように動作しているのかは、実行してみるとすぐにわかるだろう。迷路が完成したあとは任意のボタン/キー操作で次の迷路を作成し直すぞ。


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博士
これはあくまで迷路作成の手法のひとつを示したプログラムであって、ゲームではないからの。そのへんオンビンにな？

ワンパク
ムギギギ……。

インテリ
まず左上の開始点から完全に行き詰まるまで、ランダムに道を引き続けているね。
行き止まりになったら、開始点から枝分かれできる最短の場所をサーチして、そこから線を引く、というのを続けているわけだね。

神崎
30行と62行の先頭にＶＳＹＮＣ　１０：と付けて動作を遅らせてみるとわかりやすいかな？

博士
画面下の数字は左が現在の開始点（枝分かれ点）、右が現在の座標、というのは言うまでもないじゃろうな。
次はこの迷路を応用したプログラム例をお見せするぞい。

ワンパク
ウムム……。なんだか調子が狂うぜ……。

プログラムリスト

  1. ’┌───────┐
  2. ’│メイロサクセイ│
  3. ’└───────┘
  4. ＣＬＥＡＲ
  5. ＣＬＳ
  6. ＭＸ＝３０：ＭＹ＝２１
  7. ＤＩＭ　Ｍ（ＭＸ，ＭＹ）
  8. ＤＩＭ　Ｖ（４，２）
  9. ＤＡＴＡ　１，０，０，１，－１，０，０，－１
  10. ＦＯＲ　Ｉ＝０　ＴＯ　３
  11. 　ＲＥＡＤ　Ｖ（Ｉ，０），Ｖ（Ｉ，１）
  12. ＮＥＸＴ
  13. ’－－－
  14. ＠ＲＥＳＥＴ
  15. ’－－－
  16. ＦＯＲ　Ｙ＝０　ＴＯ　ＭＹ－１
  17. 　ＦＯＲ　Ｘ＝０　ＴＯ　ＭＸ－１
  18. 　　Ｍ（Ｘ，Ｙ）＝０
  19. 　ＮＥＸＴ
  20. ＮＥＸＴ
  21. ＧＯＳＵＢ　＠ＰＵＴＷＡＬＬ
  22. ’－－－
  23. ＴＸ＝０：ＴＹ＝０
  24. Ｍ（ＴＸ，ＴＹ）＝１
  25. ＬＯＣＡＴＥ　ＴＸ＋１，ＴＹ＋１：ＰＲＩＮＴ”　”
  26. ’－－－
  27. ＠ＬＯＯＰ
  28. Ｘ＝ＴＸ：Ｙ＝ＴＹ
  29. ＬＯＣＡＴＥ　０，２３
  30. ＰＲＩＮＴ　ＴＸ；”，”；ＴＹ；
  31. ’－－－
  32. ＠ＭＯＶＥＬＯＯＰ
  33. Ｄ＝ＲＮＤ（４）：Ｃ＝４
  34. ＰＸ＝Ｘ：ＰＹ＝Ｙ
  35. ＬＯＣＡＴＥ　１０，２３
  36. ＰＲＩＮＴ　”（”；Ｘ；”，”；Ｙ；”）”；
  37. ’－－－
  38. ＠ＤＩＲＬＯＯＰ
  39. Ｘ＝ＰＸ＋Ｖ（Ｄ，０）
  40. Ｙ＝ＰＹ＋Ｖ（Ｄ，１）
  41. ＩＦ　Ｘ＜０　ＯＲ　Ｘ＞ＭＸ－１　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  42. ＩＦ　Ｙ＜０　ＯＲ　Ｙ＞ＭＹ－１　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  43. ’－－－サユウ
  44. ＿Ｘ＝Ｘ：＿Ｙ＝Ｙ
  45. Ｏ＝１：ＧＯＳＵＢ　＠ＷＡＬＬ
  46. ＩＦ　Ｒ　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  47. Ｏ＝－１：ＧＯＳＵＢ　＠ＷＡＬＬ
  48. ＩＦ　Ｒ　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  49. ’－－－マエ
  50. Ｏ＝０：ＧＯＳＵＢ　＠ＷＡＬＬ
  51. ＩＦ　Ｒ　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  52. ’－－－マエノサユウ
  53. Ｘ＝ＣＸ：Ｙ＝ＣＹ
  54. Ｏ＝１：ＧＯＳＵＢ　＠ＷＡＬＬ
  55. ＩＦ　Ｒ　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  56. Ｏ＝－１：ＧＯＳＵＢ　＠ＷＡＬＬ
  57. ＩＦ　Ｒ　ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  58. ’－－－
  59. Ｘ＝＿Ｘ：Ｙ＝＿Ｙ
  60. Ｍ（Ｘ，Ｙ）＝１
  61. ＬＯＣＡＴＥ　Ｘ＋１，Ｙ＋１：ＰＲＩＮＴ”　”
  62. ＧＯＴＯ　＠ＭＯＶＥＬＯＯＰ
  63. ’－－－
  64. ＠ＤＩＲＮＥＸＴ
  65. Ｃ＝Ｃ－１：ＩＦ　Ｃ＝＝０　ＧＯＴＯ　＠ＰＯＳＮＥＷ
  66. Ｄ＝Ｄ＋１：Ｄ＝Ｄ　ＡＮＤ　３
  67. ＧＯＴＯ　＠ＤＩＲＬＯＯＰ
  68. ’－－－
  69. ＠ＰＯＳＮＥＷ
  70. ＴＸ＝ＴＸ＋１
  71. ＩＦ　ＴＸ＜ＭＸ　ＧＯＴＯ　＠ＰＯＳＣＨＫ
  72. ＴＸ＝０：ＴＹ＝ＴＹ＋１
  73. ＩＦ　ＴＹ＞ＭＹ－１　ＧＯＴＯ　＠ＰＯＳＥＮＤ
  74. ＠ＰＯＳＣＨＫ
  75. ＣＸ＝ＴＸ：ＣＹ＝ＴＹ：ＧＯＳＵＢ　＠ＷＡＬＬ２
  76. ＩＦ　Ｒ＝＝ＦＡＬＳＥ　ＧＯＴＯ　＠ＰＯＳＮＥＷ
  77. ＧＯＴＯ　＠ＬＯＯＰ
  78. ’
  79. ’
  80. ’－－－
  81. ＠ＰＯＳＥＮＤ
  82. ＬＯＣＡＴＥ　０，０
  83. ＠ＬＯＯＰ２
  84. ＩＦ　ＢＵＴＴＯＮ（）　ＧＯＴＯ　＠ＲＥＳＥＴ
  85. Ｋ＄＝ＩＮＫＥＹ＄（）
  86. ＩＦ　Ｋ＄＝＝””　ＧＯＴＯ　＠ＬＯＯＰ２
  87. ＧＯＴＯ　＠ＲＥＳＥＴ
  88. ’
  89. ’
  90. ’
  91. ＠ＰＵＴＷＡＬＬ
  92. ＦＯＲ　Ｙ＝０　ＴＯ　２２
  93. 　ＦＯＲ　Ｘ＝０　ＴＯ　３１
  94. 　　ＬＯＣＡＴＥ　Ｘ，Ｙ：ＰＲＩＮＴ”В”；
  95. 　ＮＥＸＴ
  96. ＮＥＸＴ
  97. ＲＥＴＵＲＮ
  98. ’
  99. ’
  100. ＠ＷＡＬＬ
  101. Ｉ＝Ｄ＋Ｏ：Ｉ＝Ｉ　ＡＮＤ　３
  102. ＣＸ＝Ｘ＋Ｖ（Ｉ，０）：ＣＹ＝Ｙ＋Ｖ（Ｉ，１）
  103. ’－－－
  104. ＠ＷＡＬＬ２
  105. Ｒ＝ＦＡＬＳＥ
  106. ＩＦ　ＣＸ＜０　ＯＲ　ＣＸ＞ＭＸ－１　ＴＨＥＮ　ＲＥＴＵＲＮ
  107. ＩＦ　ＣＹ＜０　ＯＲ　ＣＹ＞ＭＹ－１　ＴＨＥＮ　ＲＥＴＵＲＮ
  108. ＩＦ　Ｍ（ＣＸ，ＣＹ）＝＝０　ＴＨＥＮ　ＲＥＴＵＲＮ
  109. Ｒ＝ＴＲＵＥ
  110. ＲＥＴＵＲＮ