13 ◎基本命令

◎ 基本命令

メモリーの初期化、配列宣言などを行う以下の命令があります。

CLEAR、=、DIM、REM、@、KEY、VSYNC

13 ◎基本命令

CLEAR

変数名やBASIC内部のメモリーを初期化。

書式CLEAR
引数なし
戻りなし
エラー

13 ◎基本命令

=(LET)

代入( LET 命令自体を省略 )

書式ABC=123
TEXT$=”ABCDE”
引数なし
戻りなし
エラー

13 ◎基本命令

DIM

配列宣言。要素数は2次元まで。
要素数の合計が32768個まで定義可能

書式DIM pos( 4 ),size( 4 )
DIM sample( 10, 5 )
引数なし
戻りなし
エラー

13 ◎基本命令

' (REM)

注釈、コメント、この記号以降改行までは無視される。

書式REM コノサキハコメントデス
' comment text
引数なし
戻りなし
エラー

13 ◎基本命令

@(ラベル定義)

必ず行の先頭で利用する。行に対する名前の宣言。GOTOやGOSUBなどで利用。
この記号直後の8文字(スペースは除く)が名前になる、以降改行まで無視。
行番号の代わりに利用する場合は、必ず先頭に@をつけてからLABEL名を書く。

書式@NAME1
@SAMPLE 区切りは改行か8文字かスペースまで、そのあと改行まで無視。
引数ラベル名文字列とは異なり””で囲む必要はない。
戻りなし
エラー英字、'_'、数字以外の文字や記号を割り当てたとき。ラベル名が指定されていないとき。

13 ◎基本命令

KEY

ファンクションキーに文字列を割り当てる。
ユーザープログラム内で利用する場合、押されたファンクションキーに登録された文字列がキー情報として内部的に流し込まれる。

書式KEY 番号, “文字列”
引数番号ファンクションキーの番号(1〜5)
文字列割り当てる文字列(表示上は4文字までだが、内部的には256文字まで確保、表示しきれない場合、最後の文字を '.' として表示)
戻りなし
エラー存在しない番号を指定したとき。

13 ◎基本命令

VSYNC

画面更新周期との同期(描画更新待ち)。

書式VSYNC フレーム数
引数フレーム数直前のVSYNC呼び出しからの経過フレーム数を指定(0=無視)
戻りなし
エラー