前回の応用で、「リフト」を考えてみる

前回の応用で、「リフト」を考えてみる

 「リフト」というとスキー場でおなじみですが、今回説明するジャンプアクションの「リフト」もおおむね似たような機能です。決まったコースを巡回して、上に乗ったプレイヤーを運ぶという物体、ゲームで見たことはありませんか?

画面クリック:開始
カーソルキー左右:移動
X:ジャンプ

 右側のリフトはともかく左側にあるのが何かといえば、前回作ってみた「すりぬけ床」の機能縮小版です。今回は前回の応用なので、まだ「すり抜け床」のしくみを未見の人はそちらもぜひチェックを!
 
 「すりぬけ床」では、プレイヤーが床をすり抜ける条件に「プレイヤーが床の下45度~135度の範囲にいる間」というものがありましたが、今回のリフトでもその設定をそのまま使っています(条件を満たしている間、床を緑色に表示しています)。
 Flashサンプルを操作してみるとわかると思いますが、こういうリフトの場合、下側から飛び乗る場合も多いので、この設定を使うとちょうどいいというわけです。
 こうしてできたのが、左側の〈下からジャンプですりぬける床〉です。

 あとはリフトらしくするためのコースの設定です(左図)。リフトの場合、基本的にはループさせておくのがいいでしょう。移動速度になる「次までの時間」の設定も忘れずに!

 今回の例は簡単に「直線」ルートで2点をつなぐだけのリフトですが、設定を変えれば複雑なコースを移動したり、観覧車のようにぐるぐる回転するリフトも作れます。
 こちらからダウンロードできるサンプルのgpdファイルを使って、応用してみてください。

利用方法

ダウンロードしたファイルは圧縮されていますので、各種解凍ソフトをお使いになって解凍してください。
解凍したフォルダ内にある、拡張子が“gpd”のファイルがアクションゲームツクールのプロジェクトデータです。このファイルを、プロジェクトデータを収めているフォルダ(デフォルトでは[マイ ドキュメント](Windows Vistaでは[ドキュメント])→[ACTkoolData])に入れ、アクションゲームツクールの[続きから]で読み込んでご利用ください。
※データのご利用前に、エディターを最新版にアップデートしておいてください。(アップデートプログラムはこちら

サンプルデータに関するご注意

このサンプルデータはスマイルブームが独自に制作したものです。
データについてのお問い合わせは、スマイルブームの担当メールアドレス(下記)宛にお願いいたします。
tkoolsupport@smileboom.com

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