ブログマガジン社長の書類ツクール情報 (SPECIAL!)ツクール情報 (SPECIAL!)

8ビット・マシンが世界のすべてだったあの時代。若者驚愕、中年感涙! 天下御免のオールドゲーマー、ブリスター・ジョン(日本人)による回想録。


あの頃8ビット・マシンと: 2010年9月

[1]

 この連載もアドベンチャーゲーム、ロールプレイングゲーム、アクションゲームといろいろなジャンルについて書いてきた。この流れから言えば、昔のシミュレーションゲーム(SLG)事情の話もすべきかもしれない。
 かもしれないけど、そう思ってふり返るに僕のゲーム歴からSLGがぽっかり抜け落ちていることに気付く。あ、あれ!? こんなにもSLGやってなかったっけ? おかしいなあ、ゲームの食わず嫌いはしないタイプでいたつもりなんだけどなあ。

 当時、1980年代はSLGの歴史においても大きな転換点であった。と、聞きかじりの知識で書いています。しかたないじゃないかその歴史に参加してなかったんだから。なんだか数多くの名作SLGが生まれていたとかいう話は聞いているが、その程度なのが聞きかじりの限界。
 そこで今回は個人的な知り合いでシミュレーションゲームマニアのEさんに、飲みに行ったついでに僕の知識の追いついていない部分を教えてもらった(本稿中のシミュレーションゲーム知識に間違いがあるとしたら、それはEさんのミスではなくほろ酔い気分でメモ書きしていた僕の誤りや、会話を再構成する過程での僕自身の取材ミスである)。
 突然の新しい登場人物に読者のみなさんは戸惑うかもしれないが、簡単に紹介するとEさんはこの連載の例にもれず30代後半。物知りで話上手なので「山田五郎さんとか伊集院光さんの系統」とほめたらなぜか怒られた。映像畑の人で、スマイルブーム社の誰とも面識はない。……今さらだけど、変な連載。


あの頃8ビット・マシンと: 2010年9月

[1]

交信なう