ブログマガジン社長の書類ツクール情報 (SPECIAL!)ツクール情報 (SPECIAL!)

8ビット・マシンが世界のすべてだったあの時代。若者驚愕、中年感涙! 天下御免のオールドゲーマー、ブリスター・ジョン(日本人)による回想録。

あの頃8ビット・マシンと: 2009年3月

[1]

 よく言われるのはかつて'60~70年代、子供誌や漫画誌、はては新聞各紙のお正月版でさんざん語られた「未来」はとうとう来なかった、そんな話だ。
 21世紀の未来では自家用エアカーが空をとびかい、都市中に張りめぐらされた透明なチューブが高速ベルトコンベアーで整備され、テレビ番組は立体映像におきかわり、みんな機能的な銀色のピッチリボディスーツを着ているはずだったのだ。
 などと書いている僕はこの「夢の21世紀幻想」世代よりちょっと後の生まれなんだけど、それでもこうスラスラと書いちゃえるあたり、この幻想はなかなか根深い。
 ところで、そんな8bit世代の僕にも未来の世界の夢はやっぱりあった。ちょうど'80年代の「パソコン少年」はPCの劇的進化をリアルタイムで目の当たりにした世代。パソコン雑誌の新技術ニュースを読んでは、いつかやってくるであろう未来に心おどらせたものだ、が……あれ、いま思うとどんな未来像だったっけ?


あの頃8ビット・マシンと: 2009年3月

[1]

交信なう